Apple News | Tsugawa.TV

Mac OS X と Windows のアップデート回数から見えること

AppleInsiderでは、2007年1月から2008年12月までのMac OS X と Windows のアップデート回数およびリリース期間の比較を検証しており、この期間にMac OS X が9回のフリーアップデートおよび1回の有料メジャーアップデートを行ったのに対して、Windowsは無料アップデートと有料メジャーアップデート (金額はMac OSの2倍) をそれぞれ1回ずつ行っただけであると伝えています。

2009年には、MacおよびWindowsともに、メジャーアップデート版がリリースされますが、Windowsの価格はやはりMac OS Xの2倍になる見通しであり、さらにWindowsの場合には、安定性が提供される初めのサービスパックリリースまでの期間が長いことも予想されます。

このようなMicrosoftのスパンの長いリリースサイクルは、WindowsユーザがXPにしがみついている理由のひとつだともいえ、多くのユーザはいまだにVistaを選ぶよりWindows XPサービスパック3を入れることを選んでいます。
一方、Appleのスピード感のあるリリースサイクルは、記念碑的なニューバージョンを提供するというよりは、Macユーザを定期的なアップグレードに慣れ続けさせていると指摘しています。