【特許ファイル】Macを中心としたネットワーク全体でワイヤレスデバイスのバッテリを制御し、効率的に管理することでバッテリの能力を最大限に生かす方法を導入
世界的にポータブルコンピュータへのトレンドが高まり、また、iPhoneやiPodなどますます多くのワイヤレス (無線) デバイスの使用頻度が高まるなか、AppleInsiderでは、米国特許商標局が今週発行した3つの特許により、Appleが、携帯電話やワイヤレスキーボード&マウス、スピーカー、MP3音楽プレーヤー、PDA、ノート型パソコン、マイク、ヘッドフォン、ヘッドセットなどといった、さまざまなデバイスに対応した知的でユニバーサル仕様の充電式バッテリを開発しているとみられると伝えています。
この特許によれば、デスクトップまたはノート型のMacにバッテリ充電スロットを搭載して、Macが全システムのホストサーバとしての中心的な役割りを果たして、バッテリの効率的な管理を行うと説明されています。
バッテリが少なくなれば、サーバのホスト役のMacに警告が送られる仕組みになったおり、バッテリ切れを起こす前にユーザが対応できる仕組みとなっています。さらに、Macのつながったネットワーク内であれば、充電が完了した情報を共有することも可能となるようです。
Appleは特許出願書のなかで、ホストコンピュータが電池のチャージ率をコントロールすることで、総合的なバッテリ寿命やエネルギーのチャージ率を最大化することを暗示しています。
ユニバーサル仕様のバッテリには情報を共有できる回路が組み込まれ、デバイスによって必要とされた最小限の充電を提供することで、バッテリの寿命を最大にするという仕組みになっています。