Tech-On!では、米調査会社Gartnerが発表した2008年のメーカー別半導体消費額ランキングにおいて、消費額の伸びが大きかったのはAppleであり、携帯電話機「iPhone」や「Mac」コンピュータ、携帯メディアプレーヤー「iPod」などが牽引して、同社の順位が2007年の9位から昨年は6位に浮上し、その消費額は70億ドル(約6,400億円)に達したと伝えています。
GartnerによればAppleは、革新的なテクノロジの採用や消費者の需要を理解することで、売上高や半導体の消費額が大きく伸びることを示し、その製品におけるセンサー技術と工業デザイン、ユーザー体験の統合において、大抵のOEMメーカーが真似できない前例となっていると絶賛しています。
なお、世界のOEMメーカー上位10社の半導体消費額は、対前年比で3.8%減となる916億ドル(約8兆3,600億円)となり、首位はHPの165億ドル(約1兆5,000億円)でした。