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中国でのiPhone発売で二転三転、5月にチャイナ・ユニコムから?

中国での「iPhone」販売権をめぐり、Appleは同国最大の通信事業会社である中国移動(チャイナ・モバイル)と断続的に協議してきたとされますが、利益分配協定や販売方法などで折り合いが合わず、両社の話し合いが決裂したと報道されるなか、internet.comでは、中国国内メディア「鳳凰伝媒」が2月10日に報じたところによると、「iPhone」が、同国第2位の通信事業会社である中国聨通(チャイナ・ユニコム)から発売される可能性があると報じたと伝えています。

これによると、「iPhone」の発売に向けて、中国聨通(チャイナ・ユニコム)の社長常小兵氏は、新聨通再編に伴ってAppleとの交渉チームを設立しており、早ければ同社がWCDMAサービスを開始する5月17日に発売を合わせるとのことです。

「iPhone」は、北京や上海の携帯電話販売店で普通に売られ、また個人輸入などによる入手も手伝って、これまでに非正規ルートからの「iPhone」ユーザは既に100万人を超えているとの報告もあります。
なお、中国で「iPhone」が中国聨通(チャイナ・ユニコム)から正式に発売された場合、中国移動(チャイナ・モバイル)が進める3GサービスTD-SCDMAにとって最大の障壁となると指摘されています。