今週スペイン・バルセロナで開催されたMobile World Congress (MWC) 2009にAppleは参加していませんでしたが、App StoreやiPhone 3Gに影響を受けた製品やサービスがライバル企業から次々と発表されました。
AppleInsiderでは、Royal Bank of CanadaのアナリストMike Abramsky氏が、iPhoneの競争相手になり得る8つのスマートフォンをピックアップして一覧表にまとめて分析を行なっていると伝えています。
同氏は、Google (Android) やPalm、Microsoft (Windows Mobile)、HTCなどの企業は、PCレベルのWebブラウジング体験やユーザに優しいUIおよびネビゲーション、タッチパネル操作、メッセージ機能、アプリやサービス、キャリア向け機能などを提供し、またハード面でも機能性の高いキーボードやスライダーなどの形態を提供することで、iPhoneの競争相手になる可能性が十分にあると指摘しています。
Abramsky氏は、長引く不況やライバルとの価格競争が引き金となり、今年6月(7月)の次期「iPhone 3G」(第3世代)発売時には、本体価格やデータプランなどを抑えたエントリークラスの「iPhone」が発売されるだろうと予想しており、他にも同様の指摘をしている市場関係者は少なくはありません。
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