AppleInsiderでは、今月初旬に開発者向けにシードされた最新のMac OS X 10.6 Snow Leopard デベロッパビルド (build 10A261) のスクリーンショットとビデオがWorld of Appleに掲載されており、いくつかの細かな機能の変更点が確認できたと伝えています。
システム環境設定ではいくつかのUIが変更されています。
キーボードショートカット設定パネルでは、Finderのようにコマンドが左欄にカテゴリ別に組織化されていて使いやすくなっており、カテゴリを選ぶことで追加やデフォルト設定に戻すことが可能になっています(下図)。
Finderのアクションメニューには、ゴミ箱に入れたアイテムを元のフォルダに戻すオプションが追加されています(下図)。
Stacks内でサブフォルダへアクセス可能となり、親フォルダがグリッドスクリーンの左上に小さく表示されます(下図)。
このStacksのナビゲーション作業は以下のビデオで紹介されています。
Snow Leopard Stacks
Mac OS X 10.6 Snow Leopardのリリース時期について、一部情報では2009年の第1四半期にもリリースされるかもしれないと噂されましたが、現段階ではまだ修正課題が多く、技術的にみて早期のパブリックリリースは難しいようです。
また、QuickTime Proの機能が統合されて標準で無料で提供されるのではないかという噂については、開発者が機能をテストできるようにビルド版で利用可能にしているだけであり、Pro機能が標準で組み込まれることは無さそうです。