Blu-rayライセンス方式変更でMac採用へ追い風に?
MacRumorsでは、AlleyInsiderが、Blu-rayのライセンス方式が2009年半ばに変更されて低額化と簡素化が推進されることで、MacコンピュータやApple TVボックスがHD DVDドライブを搭載するうえでの負担が軽減されることになると指摘していると伝えています。
新たにBlu-rayディスク製品への「ワン・ストップ・ショップ型プロダクトライセンス」が構築されることで、ロイヤリティ(特許実施許諾料)が合計40%も削減できるとレポートされています。
Appleのスティーブ・ジョブズCEOは、MacにBlu-rayを採用しない理由として、複雑なライセンスの問題を挙げていました。
Blu-rayはまだ高価であり、市場での普及率が低いことなども搭載見送りの要因となっており、さらにはiTunes映画ダウンロードのようなAppleのオンラインサービスがBlu-rayとある意味で競合する形にもなっています。
おそらくは搭載されるとしても、当初のうちはMac ProやMacBook Proなどのハイエンド製品にのみ、あるいはオプションとして提供されることになると思われます。