Appleがデベロッパ向けにビルド版を繰り返しシードし、近いうちにリリースされると見られる「Mac OS X 10.5.7」について、AppleInsiderでは、次期アップデートv10.5.7は、システム環境やパフォーマンスの問題を改善するといった通常のマイナーな修正が施されるほかにも、 AMDのATI Radeon HD 4000シリーズGPUおよびIntelのNehalemプラットフォームへのサポートが加えられるようだとnetkas.orgが発見したと伝えています。
これによると、10.5.7ビルド版のATIドライバ向けカーネル機能 (kext) と新しいNatitを適用することで、Radeon HD 4850をLeopardで動作させることができたとのことで、ミドルクラスGPUのHD 4850に加えてハイエンドのRadeon HD 4870も問題無く認識可能であったとのことです。
これらは、Mac OS X のQuartz ExtremeおよびCore Imageグラフィックス(QE/CI)を有効にするほか、DirectX 10 / OpenGL 2.1 をサポートしています。
さらにnetkas.orgによると、v10.5.7のカーネルは、IntelのNehalemアーキテクチャを完全にサポートしているとのことです。
Mac OS X 10.5.7の正式なリリース日は未定ですが、デュアルプロセッサ対応のIntel XeonベースのNehalem(Intel Core i7)を搭載した次期「Mac Pro」の発売を意識した公開となるかもしれません。
Intelの幹部によれば、新しいNehalem-EPチップは現在生産の過程に入っていて、今四半期中後半にはリリースされる予定です。
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