3月24日(火)はもっともらしい「Xデー」だが、「小出し」リリースの可能性も
デスクトップ型Macファミリの前回アップデート日をそれぞれ思い返すのも大変になって来た今日この頃です。
実際、「Mac mini」は一昨年の夏からアップデートされておらず化石のような存在になりつつあり、また「Mac Pro」も去年のMacworld Expo開催直前に8コアXeonプロセッサが標準搭載されて以来、「最速」の2文字が更新されていません。
さらには、もっとも人気があるコンシューマ向けデスクトップ型Macの「iMac」でさえ、前回のアップデートから早1回目の春を迎えようとしています。
そんななか、「iMac」の一部モデルが大手オンラインストアで在庫切れとなり、また次のMac OS Xアップデート「Mac OS X 10.5.7 (Build版) 」で次期「Mac Pro」向けプロセッサへのサポートが記述され、さらには次世代「Mac mini」とされる写真やビデオがネットに流出するなど、確実にデスクトップ型Macファミリ・アップデートの「Xデー」が近づきつつあることを感じさせくれています。
このように、花粉症患者のみならずMacファンもセンシティブになっている春先の季節にMacRumorsでは、World of AppleやMy Apple Guideが匿名情報としながらも、Appleが3月24日(火)に、新しいデスクトップ型Macファミリを発表するメディア向けのイベントを開くかもしれないと報じていると伝えています。
しかし、「iMac」については、ハイエンドモデルが在庫切れになるなど、新たにNVIDIAマザーボードベースとなって、もっと早い時期にリリースされるのではないかと一部で指摘されてます(3月3日発表という予想も)。
Appleは、3月24日のハッピーチューズデーにこだわること無く、今後数週間中に「小出し」で次々と新製品を発表して行く可能性もあることから、リリース日をこの日だと決めつけるのは無理があるかもしれません。
いずれにせよ、今週や来週辺りに大きな動きがあったとしても驚くに値しません。
もっともこのような予想合戦は今年に入って毎日のように繰り返されていることも指摘しておかねばなりません。
注意すべきは、(1)突然前ぶれなく発表されるのは、日本時間で火曜日の夜(8時-11時頃)の可能性が高い、(2)イベントを開催する時は、1週間程度前にマスコミ宛に招待状が送られる、という2点であり、いつもより少し感度の良いアンテナを張っておくだけで、最新のニュースを先取りできる可能が高まるでしょう。