FORTUNE誌恒例「世界で最も尊敬される企業ランキング」でAppleが2年連続1位に
米経済誌FORTUNEが、2009年版の「米国で最も尊敬される企業」ランキングを発表しており、Appleが昨年に続いて2年連続で1位に選ばれています(リスト)。
このランキングは同誌が毎年発表しているもので、米国の企業幹部やディレクター、アナリストなど約4,000人に尊敬する企業10社を挙げてもらい集計したデータを基に算出しています。
FORTUNEは寸評のなかで、スティーブ・ジョブズCEOの健康問題やその情報開示を巡って非難されたものの、Appleのブランドが依然顧客を惹き付けており、多くのコンピュータ企業が低迷するなか、第1四半期にiPodを前年同期比3%増の2,270万台、Macを同比9%増の250万台、iPhoneを同比88%増の440万台出荷したことなどを評価しています。
Appleは、「革新性」や「人的管理」、「製品/サービス品質」で1位となり、「財務の健全性」で2位、
「企業資産」や「管理品質」で3位になるなど、9つの主要項目すべてでトップ5以上にランクされています。
Appleは、同ランキングにおいて昨年も1位で、一昨年は7位、3年前は11位でした。
ほかにも先月、米投資情報週刊紙バロンズが行った同様の調査では、Johnson & Johnson(ジョンソン・アンド・ジョンソン)がトップで、Appleは4位でした。
順位 | 企業名 |
---|---|
1 | Apple(アップル) |
2 | Berkshire Hathaway(バークシャー・ハサウェイ) |
3 | Toyota(トヨタ自動車) |
4 | Google(グーグル) |
5 | Johnson & Johnson(ジョンソン・アンド・ジョンソン) |
6 | Procter & Gamble(P&G) |
7 | FedEx(フェデックス) |
7 | Southwest Airlines(サウスウエスト航空) |
9 | GE(ゼネラルエレクトリック) |
10 | Microsoft(マイクロソフト) |
*トップ50のリストはFORTUNEで閲覧できます。