アップルは2009年4月7日、最新のIntel Xeon プロセッサ5500番台（開発コード名Nehalem-EP）を搭載した新しい「Xserve（エックスサーブ）」を発表しました。
従来モデルに比べて最大2倍の性能を発揮する1Uラックに最適化された最新サーバは、エネルギー効率の向上により、ワットあたり89%という高パフォーマンスを実現したシステムとなっています。
「Xserve」には、クアッドコアプロセッサ（最大2.93GHz）2基を搭載可能で、128GBのソリッドステートドライブをXserveに追加して、ドライブベイを使わずに超高速のハードディスクドライブを実現できます。また、SATA Apple Drive Moduleを使用して、3つのドライブベイに最大3TBのストレージを搭載でるほか、15,000rpm SASドライブもサポートしています。
最新の「Xserve」には、Mac OS X Server v10.5 (Unlimitedクライアント版）が含まれ、価格は338,800円からとなっています。
| 標準構成（MB449J/A） | BTO（Build-to-Order）オプション | |
|---|---|---|
| プロセッサ | 2.26GHz クアッドコア Intel Xeon 5500シリーズプロセッサ1基 | 2.26GHz クアッドコア Intel Xeon 5500シリーズプロセッサ2基（8コア） 2.66GHz クアッドコア Intel Xeon 5500シリーズプロセッサ2基(8コア) 2.93GHz クアッドコア Intel Xeon 5500シリーズプロセッサ2基(8コア) |
| メモリ | 1066MHz DDR3 ECC SDRAM 3GB(3×1GB) | 1066MHz DDR3 ECC SDRAM 3GB(3×1GB) 1066MHz DDR3 ECC SDRAM 6GB(6x1GB) 1066MHz DDR3 ECC SDRAM 12GB(6x2GB) 1066MHz DDR3 ECC SDRAM 24GB(12x2GB) 1066MHz DDR3 ECC SDRAM 24GB(6x4GB) |
| ストレージ | 160GB 7200rpmシリアルATA Apple Drive Module、8MBキャッシュ | 160GB/1TB 7200rpmシリアルATAを使用して最大3テラバイトの内部データストレージに対応 |
| 内部RAID | （オプション） | Xserve RAIDカード(512MBキャッシュ、72時間キャッシュバッテリーバックアップ) |
| 内部ソリッドステートドライブ | （オプション） | 128GB ソリッドステートドライブ(SSD) |
| 拡張カード | （オプション） | Dual-Channel Gigabit Ethernet PCI Expressカード Dual-Channel 4Gb Fibre Channel PCI Expressカード Quad-Channel 4Gb Fibre Channel PCI Expressカード |
| 電源 | 750W高効率電源1台 | 高効率冗長電源2台 |
| ラック | 奥行き24〜36インチの業界標準（EIA-310-D）に準拠した4ポストラック、キャビネットに対応。角穴ラック用レールでケージナット不要。 | ねじ穴（10/32”）ラック用レール |
| サービス＆サポート | 購入後90日間の電話サポートと購入後1年間の製品保証 | AppleCareのサービス＆サポートプランに別途加入可 |