デベロッパ向けにテスト公開されている次期iPhone OS「iPhone 3.0 beta」ファームウェアには、これまでにアップロードや編集などビデオ撮影機能に関する多くの証拠が発見されて来ていますが、MacRumorsでは、さらに決定的な確証となるビデオ撮影時のインターフェースのスクリーンショットが発見されたと伝えています。
ベータ版で見つかったiPhoneカメラ向けインターフェースは、右下に写真撮影とビデオ録画を切り替えるモードボタンが備えられています。
現在のベータ版ではこの機能は動作しないうえに、構成ファイルを変更しない限り、この「Video Camera」インターフェースには直接アクセスできないとされています。
また、構成ファイルには、「オートフォーカスカメラ」や「磁力計(デジタルコンパス)」、「ボイスコントロール」という興味深いファイルも見つかっています。
「iPhone OS 3.0」の正式版は、今年の夏リリース予定であり、新しい「iPhone」もその頃までには発表されると予想されています。
また、既存「iPhone 3G」ユーザも「iPhone OS 3.0」への無償アップデートが可能です(「iPod touch」ユーザは有償/9.95ドル*日本での価格は未定)。
「iPhone OS 3.0」には、ビデオ録画機能のほかにも、コピー&ペーストやプッシュ型通知、アプリ内決済、Spotlight検索、ボイスメモ、BluetoothによるP2Pなど100種以上の新機能が追加される予定になっています。