MacRumorsでは、Slashphoneによると、ChinaTimes/Commercial Timesが、Appleは次世代「iPhone」を400万台発注しており、今四半期中(6月末まで)に製品を受け取る予定であると報じたと伝えています。
この情報によれば、発注された新しい「iPhone」は、(1)EDGE回線のみをサポートするタイプと、(2)3G回線をサポートするタイプ、さらに(3)中国向けの(TD-SCDMA?)回線をサポートするタイプの3モデルが用意されているようだとのこと。
一時噂になった小型サイズの「iPhone nano」は存在せず、新型「iPhone」は、現行の「iPhone 3G」とデザインの形状はほぼ同じ路線になるようだとしています。
ChinaTimesは以前、2007年の初代「iPhone」に関する情報をある程度正確に報じたことがあり、さらにLazard Capital Marketsのアナリストが最近、新しい「iPhone」は、発売エリアによって異なる2つのスペックが用意されるだろうと指摘していることからみて、この情報の信憑性はある程度高そうです。
おそらくは上記の(1)は、ブラジル、ロシア、インドなどの新興国向け、(2)は日本を含む欧米など先進国向け、(3)は中国向けといった具合に、ワイヤレス機能やカメラ機能、メモリ容量などの仕様および設定金額が異なった3タイプに色分けされるのだと推測されます。
Appleは、6月8日から始まる開発者向けカンファレンス「WWDC 2009」の場で、新しい「iPhone」(名称は不明ながら、一部でiPhone Pro/iPhone 3G Pro/iPhone 3G Next/iPhone 4G/iPhone 3.0/iPhone 3G++などと呼ばれる新製品)をアナウンスするとみられています。