BusinessWeekに、Microsoftが3月末にスタートさせたWindowsのブランディング・キャンペーン「Laptop Hunters」に対する、Appleのスポークスマンであるビル・エヴァンス氏のコメントが掲載されています。
「Laptop Hunters」は、AppleのMacコンピュータがMicrosoftのWindows搭載マシンよりも高価である点を強調した、または攻撃したMSの販促キャンペーンであり、今までに3本のテレビ向けコマーシャルが公開されています。
いずれも設定予算内で、自分の求めるスペックを搭載したマシンを探すというリアルストーリー仕立てになっており、出演者はApple Storeや家電量販店のAppleブースに入ってMacに触れながらも、最終的にはWin搭載機を選ぶという “演出” がされています。
Appleは通常、このような件に関して、個別にコメントすることは無いのですが、Appleのビル・エヴァンス氏は、
自分の思惑通りに動かないマシンなら、安い買い物ということにはなりません。
AppleとMicrosoftがひとつだけ同意できるのは、Macがクールであるという点です。
その素晴らしいデザインと革新的なソフトウェアによって、価格では対抗できない価値が存在します。
と述べています。
今までに公開された「Laptop Hunters」のTV CMは以下の3本。
Lauren
Giampaolo
Lisa and Jackson
Microsoftは、シェアで大きく劣るMacプラットフォームを意識し過ぎだという意見が多いようです。
しかし逆に、Macの成長率に脅威を抱いているとも読み取れます。
また、最近では、Microsoft運営のサイトに「Apple税」と呼ぶレポートを掲載して、その算出方法や掲載の経緯を巡って物議をかもし出しています。