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Appleの2009年度第2四半期(1-3月期)業績予想、ゴールドマンが見通しを上方修正

ジョブズ氏不在の四半期で注目を集める2009Q2業績発表まもなく

 

Appleは現地時間来週4月22日(水)に、2009年度の第2四半期(1-3月期)業績発表を行いますが、ここに来ていくつかの市場調査会社や投資銀行が、当初の見通しを上方修正する動きを見せています。

 

ゴールドマン・サックスのアナリストであるデヴィッド・べイリー氏は現地時間15日、Appleの同四半期の売上高を前年同期比で6%増となる80億ドルと予想し、売上総利益率は、Appleの目標値である32.5%よりも1ポイント増となる見積りを示して、希薄化後の1株当り利益見通しを1ドルから1.07ドルに引き上げました。

 

また、パイパー・ジャフリーの上級アナリスト、ジーン・マンスター氏も、Apple Storeのモニタリングから分析を行い、MacとiPhoneの売れ行きが好調であることなどから、当四半期の業績は市場の予想を上回る見通しであると結論づけています。

 

さらに、ダウ・ジョーンズのMarketWatchも、景気後退の影響を受けて、他のPCメーカー同様に、この3月期にはMacの販売台数が落ち込むと見られるものの、iPodやiPhoneが依然として力強い売上を見せており、前年よりも若干ながら売上を伸ばすだろうとレポートしています。

ここ数週間、ウォール街の予想は、やや低いものでしたが、それはあくまで単に経済状況全体を案じたものであるか、またはジョブズ氏不在を心配する声に過ぎなかったとし、ここに来て大抵のアナリストは、会社のトップが誰であろうと、Apple製品は売れ続けると確信を持っているように見えるとも言及されています。