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【レポート】Appleがユーザ体験でWindows PCメーカーを圧倒 – Forrester Research

Appleの顧客体験評価レート80%に対し、PCメーカーは同58-66%

 

AppleInsiderでは、米調査会社Forrester Research顧客体験指標レポートによると、2008年から米国内で4,600人のコンピュータ・ユーザ体験(使いやすさ、楽しさ、システムがニーズを満たすか)を調査して来た結果、総合点で合格圏内の80%に達したのは、Apple1社だけであり、他のPCメーカーを大きく引き離す結果になったと伝えています。

 

この調査によれば、首位Appleに次ぐ2位には、Acer傘下のGatewayが入りましたが、レートは66%で評価は「OK」ラベルでした。
続いて、HPが64%、HPと合併したCompaqブランドは63%で「貧弱」ラベルとなり、さらにかつてPC品質の基準とモテハヤされたDellはわずか58%という結果になっています。

 

Appleと2位との総合点の差は14ポイント差ですが、使いやすさに絞れば17ポイント差に広がり、さらに、システムへの満足度に絞れば15ポイント差に広がるという分析もなされています。
このレポート編集のチーフであるBruce Temkin氏は、使いやすさや幸福感という主観的な品質を比較すると、その差はさらに広がる一方であると述べています。
ちなみに、Dellユーザのシステムへの満足度は、わずか47%であり、「非常に貧弱」ラベルになっています。
なぜAppleが飛び抜けて高い評価を得ているのかについては述べられていませんが、Appleは定期的にMacコンピュータのラインアップを刷新し、常により高速で高品質なコンポーネントを使用する姿勢が寄与していると思われます。

 

折しも、Microsoftは現在、AppleのMacコンピュータがWindows搭載マシンよりも高価である点を攻撃する「Laptop Hunters」と呼ばれる販促キャンペーンを大規模に展開している最中です。
Microsoftが「MacユーザはAppleのロゴマークを高く買っている」と揶揄するのに対して、Forresterの調査結果によれば、「Macユーザはより良い総合的なユーザ体験を買っている」ことを示したことになります。

 

Appleは、今回のForresterの調査に関して個別のコメントを出していませんが、Microsoftの攻撃的なキャンペーンに対しては、若干の反応を示しました。