絶えないAppleネットブック投入の噂
AppleInsiderでは、台湾の地元中国語新聞Commercial Timesによると、部品供給関連業界からの情報として、Foxconn Electronics(フォックスコン:Hon Hai Precision Industry)が、AppleのNetbook(ネットブック)の製造を巡り入札に参加したと囁かれていると伝えています。
Foxconnは、MacBookやiPod/iPhoneの筐体生産をAppleから受託しているとされています。
1ヶ月余り前には、台湾のWintek(勝華科技)が、2009年第3四半期に納入予定とされる10インチ(または9.7 – 10インチ)の新型タッチスクリーンをAppleから受注したという情報が流れました。
また、これとは別に先週、Wall Street Journalは、Appleが、新しいポータブルデバイスの開発を行っているようだと伝えました。WSJによれば、現行のMacノートより小さく、iPhone/iPod touchよりも大きいサイズのポータブルデバイス(MID=Mobile Internet Device)の開発だとされています。
【Tsugawa.Tv’s Vision】
Appleはネットブックを投入するのか?
答えは「Yes」であり「No」であると思います。
現在市場に出ているネットブックのような「低価格」にはならないでしょう。
40,000円の「MacBook mini」などはありえなくて、80,000円の「MacBook touch」なら可能性は高いと思います。
名称の遊びはともかくとして、これまでサブノートマシンさえ出して来なかったAppleが、スペックや品質、機能を大きく抑えた中途半端なモデルを投入しないと考えるのは自然。
iPhoneも然り。「iPhone nano」など眼中になく、「最高の電話機を作る」のがAppleであり、「低価格で競争するのはほかの連中にさせておけば良い」というポリシーは、現下の世界的不況においても貫かれるものと思われます。
ネットブックと呼ぶよりはむしろ、サイズは同等ながらも、カテゴリの異なる画期的なMID製品が発表されると期待してもいいと思います。もし、これらの噂が真実であるとするなら。