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米AT&T、3G回線を高速化させ最大7.2Mbps対応へ=年内には21Mbpも?

AT&T 下り速度をアップグレードか

MacRumorsでは、Telephony Onlineによると、米国における「iPhone」の独占提供キャリアであるAT&Tは、同社の3Gワイヤレス回線をアップグレードさせて、現在の下り速度3.6Mbpsから7.2Mbpsへ高速化を図っていると伝えています。
これはAT&TのScott McElroyテクノロジ・リアリゼーション担当副社長によって言及されたもので、ベースステーションにおけるソフトウェアをアップグレードすることにより、HSPA(High Speed Packet Access)のダウンロード速度を倍増させるプロセスにあると述べられています。
同社は現在、2つのエリアでテストを行っており、今後そのネットワークを拡張させていく予定になっており、一部の噂では、次世代「iPhone」は、このハイスピードとなる3G通信速度に対応するのではないかとされています。

 

HSPAは、理論上でいえば下り最大14.4Mbpsの高速通信が可能ですが、AT&Tは、HSPAをさらに高速化させた下り最大21Mbpsが可能となる「HSPA+」へ、年内後半にも大きくシフトチェンジする計画があるようです。
McElroy氏は、HSPAのさらなる高速化は困難であると指摘し、HSPA+ への準備が整っているため、わざわざ14.4Mb/sを経由する必要性は無いと述べています。
これらの3Gネットワークへのアップグレードは、2011年に提供が開始される予定のLTE(4G)ネットワークへ向けて中継ぎの役目を担うことになります。