過去半年間のiPod touchの伸び幅がiPhoneの6倍以上に=ネットユーザ使用シェア
Webトラフィック解析調査会社Net Applicationsが発表した、2009年4月のウェブにおけるOS利用シェア調査結果によると、「iPod touch」のシェアが前月から大きく伸びており、過去半年間の上昇率において、「iPhone」を大きく上回っていることが明らかになりました。
これによれば、オンラインユーザ全体のうち「iPod touch」を使用していた割合は、2008年11月時点の0.05%から今年4月には300%増となる0.15%となり、そのOS利用シェアを大きく伸ばす一方で、「iPhone」のシェアは、2008年11月の0.37%から今年4月に0.55%となり、49%の増加に留まっています。
08-06 | 0.16% | 0.04% |
08-07 | 0.19% | 0.04% |
08-08 | 0.30% | 0.05% |
08-09 | 0.32% | 0.04% |
08-10 | 0.33% | 0.04% |
08-11 | 0.37% | 0.05% |
08-12 | 0.44% | 0.08% |
09-01 | 0.48% | 0.11% |
09-02 | 0.48% | 0.11% |
09-03 | 0.49% | 0.11% |
09-04 | 0.55% | 0.15% |
*Net Applications調査による
「iPhone」のウェブ閲覧シェアは、過去1年間に渡り堅調な推移を見せており、特に、昨年7月の「iPhone 3G」投入によって、大きく数字を伸ばしました。
一方の「iPod touch」は、昨年11月まで0.04%〜0.05%とほぼ横ばいでしたが、年末商戦で販売台数が大幅増となったことが貢献して、12月以降グラフの角度が急勾配になっているのが確認できます。
「iPhone」は、今やWindows、Mac、Linuxに次ぐ第4のOSであり、「iPod touch」と合わせるとその市場シェアは0.7%になり、つまりはWeb閲覧者1,000人のうち7人はApple製ハンドヘルドからアクセスしていることを意味します。