iPhoneをあきらめていないドコモからも、次期iPhoneが発売される?
6月8日から12日にかけて開催されるAppleの開発者向け年次イベント「Worldwide Developers Conference (WWDC) 2009」において、「iPhone」に関する何らかの発表が行われる可能性が高いと指摘されている。また、次期「iPhone」がソフトバンクモバイル以外の他キャリアからも出るのではないかという推測をあちこちで聞く。
ソフトバンクモバイルが、「iPhone 3G」の発売1周年を目前に控え、本体価格や月々のパケット通信料を大幅に引き下げる「iPhone for everybodyキャンペーン」を展開するなど、慌ただしい動向を見せている(
つまりは、独占的販売権を持っている今のうちに、新たな顧客を開拓するとともに、既存ユーザに対しては新たに2年の契約延長を行いたいと考えているのではと分析できるというわけ。
ドコモから次期iPhoneが登場すれば、堅牢なインフラや高速なHSDPA通信などが快適に利用できそうなイメージがあるし、キャリアを変えたくなかったユーザーもiPhoneユーザーになる可能性が高くなるわけで、iPhoneにとってもユーザーにとっても、いろいろといいことがありそうだ。
ドコモからiPhoneが出るとして、「FOMAプラスエリア」に対応するかどうかがポイントであり、非対応の場合は、使えない場所が出てくる可能性がある。
しかしながら、仮にプラスエリアに非対応であったとしても、「ソフトバンクのネットワークの方が圏外になる場所は多い」とも考えられることから、都市部で快適さがアップし、山間部や地方の一部でつながりにくくなったとしても、ほとんどのユーザにとっては関係ないだろうと思われる。
なお、今年のWWDCは史上最速で入場チケットが完売となり、次世代「iPhone」のほかにも、
ただし今年は、例年と異なり、スティーブ・ジョブズCEOが療養中のため、同氏の基調講演を見ることはできない。
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