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Apple、Intel CULV採用の新型MacBookを開発中か=低価格で薄型・軽量かつ長時間駆動を実現

【噂】Apple、Intel「CULV」プラットフォーム搭載のスリムでライトな新型Macノートを開発中

 

安価で薄く、軽いネットブックが成長をみせるなかで、Appleは今のところ、ローエンドのノートパソコン市場に参入していませんが、BusinessWeekでは、Appleは、薄くて、軽く、安いMacBookベースの新製品を開発中であり、おそらくは米国の新学期シーズンには店頭に並ぶだろうと伝えています。

 

これによると、予想される新製品は、MacBookをベースにした、12-13インチのサイズとなり、現行のMacBookよりもかなり薄くかつ軽くなって、価格はおそらく800ドル程度になるだろうということです。

 

また、同製品には、Intelの新しい低消費電力版プロセッサCULVConsumer Ultra Low Voltage)が採用され、GPUにはCULVと組み合わせてNVIDIAGM9400グラフィックプロセッサが搭載される可能性が高いとしています。

 

省電力性の高い超低電圧CULVプラットフォームの採用により、現行のネットブックPCよりも、より薄い筐体の製品が実現できるほか、プロセッサの処理速度が向上して、バッテリ駆動時間も大幅に伸びるとされています。

 

Acerは先月、Intel 超低電圧ULVプロセッサを搭載した新型ノート PC「Acer Timeline」を発表し、今後2年以内には、CULVプラットフォームがノートPC市場で50%のシェアになるだろうと指摘しました。
さらに、Intelのポール・オッテリーニCEOは、2009年には、CULVを搭載した超薄型・軽量ノートPCがネットブックに代わって主役になると述べていました。

 

NPDによると、今年2月の米国小売りにおけるApple製ノートブックの平均販売価格は1,512ドルであった一方で、ネットブックを含むWindowsベースのノートPCの平均価格は、その1/3程度の560ドルに過ぎなかったということです。
Appleは、予想または噂されている新製品によって、これまでのMacブランドを汚すことなく、さらに、Windowsマシンから市場シェアを奪いたいと考えているようです。