PC Worldでは、NPDによる最新の米スマートフォン市場調査で、Appleの「iPhone 3G」が、Research In Motion(RIM)の「BlackBerry Curve」に抜かれて2位に転落した件について、Forrester Researchのアナリストであるチャールズ・ゴルビン氏によれば、Appleは市場シェア1位には固執しておらず、iPhoneは力強いセールスを見せてAT&Tに利益をもたらすとともに、App Storeを通じたアプリケーション販売も好調で、Appleに入るロイヤリティも増えており、Appleのスマートフォン部門は今後も成長を続けるだろうと述べたと伝えています。
iPhoneの価格を下げて、AT&T以外のキャリアからも発売すれば、Appleはさらに多くのシェアを獲得できるだろうとしながらも、米Verizon WirelessとAppleが新型携帯デバイスの投入を巡り交渉中だと報道された件はありえそうもないとしています。
また、Gartnerのアナリストであるケン・デュレイニー氏は、Appleが固執するかどうかは別として、「iPhone」が「BlackBerry Curve」を再び抜き返して市場シェアトップになるだろうと分析しています。
Appleは今後数ヶ月以内に新型「iPhone」を投入し、同時期には、ライバルとなるPalmが「Palm Pre」をリリースすることから、スマートフォン市場はさらに活気を帯び、携帯電話市場におけるスマートフォン占有シェアはさらに上昇するとみられています。