Webアプリを単独のデスクトップアプリとして利用可能にするユーティリティソフト
Mozilla Labsから、Webアプリケーションをデスクトップから直接利用できるようにする、オープンソースのクロスプラットフォーム向けユーティリティソフトウェア「Prism 1.0 Beta1」がリリースされています。
併せてデベロッパ向けに新しいAPIが提供されており、WebアプリケーションにPrismの独自機能を搭載可能になっています。
「Prism」には、スタンドアロン版とFirefoxアドオン版が用意されており、WebメールやGoogle Docs、MySpace、RSSリーダーなどのWebアプリケーションを、ブラウザからではなく独立したデスクトップアプリケーションとして利用できるようになります。
「Prism」Firefoxアドオン版
「Prism」スタンドアロン版
Macプラットフォームでは、「Safari 4」の正式版で、同様の切り離し機能が追加される見込みになっており、「Save as Web Application (Webアプリとして保存する) 」を実行することで、単独のWebアプリケーションとして保存可能になる予定です。
なお現状でも、サードパーティ製アプリ「Fluid」を使えば、特定サイトの専用ブラウザを保存可能です。