100ドルノートPCプロジェクトの元セキュリティ担当者がAppleに今週入社
AppleInsiderでは、Appleが、以前100ドルノートPC(One Laptop Per Child=OLPC)プロジェクトのXOシステムにおいて、セキュリティ・アーキテクチャ部門のデベロッパだったイワン・クルスティッチ(Ivan Krstić)氏を雇用したと伝えています。
クルスティッチ氏が自身のブログのなかで、5月11日からAppleに勤務し始めたことを明らかにしました
12歳の時にMacにスイッチしたとされる同氏は、OLPCにおいて「Bitfrost」と呼ばれる、システム上でウイルスが無能となるという新しいセキュリティモデルの開発を担当しており、後にこのシステムを、専門のSugar/Linux環境から主流のLinuxデスクトップに適応させるという取り組みに関わりました。
クルスティッチ氏は、ここ1年間に渡り、マルウェア対策テスト基準機構(Anti-Malware Testing Standards Organization)や、マルウエア対策消費者団体StopBadware.org、Pythonプロジェクトのセキュリティ対応チームなどに参加しており、今後、Appleにおいても、MacおよびiPhone OSに関わるセキュリティソフトウェアの開発に携わるようです。