トップ10のサイトが全体の45%を占める
米調査会社Nielsen Onlineが発表した英国における2009年4月のWebブランド調査(PDF)によれば、7,635のWebサイトがどれくらいの時間使用されているのか追跡した結果、英国内でもっとも頻繁に使用されているトップ10のブランド(下表)が、英国人の全インターネット使用時間のうち45%を占めることが分かりました。
つまりは、トップ10以外の7,625のサイトは、残り55%のシェアをめぐって争っていることを意味し、トップ10のサイトが占める割合は昨年の41.6%から3.5ポイントアップしています。
同ランキングでトップに立ったのは「Facebook」で、英国人のネット使用時間の実に13%を占めています(言い換えれば8分に1分の割合)。
また、英国人1人あたりのインターネット使用時間は、前年比34%増となる22時間20分/月で、「Facebook」を使用する時間が大幅に延びたことが、全体の利用時間を押し上げるもっとも大きな要因となっています。
Appleは10位でなんとかトップ10に食い込んだものの、前年比-0.2%となりシェアを下げています。
しかし、トップ10のほとんどをSNSや情報サービス、エンターテーメントなどが占めるなか、AppleとMicrosoftは大いに健闘しているといえるでしょう。
1 | 12.7% | 7.2% | +5.5% | |
2 | MSN/Windows Live | 9.2% | 10.1% | -0.9% |
3 | 5.3% | 4.8% | +0.5% | |
4 | eBay | 4.1% | 5.0% | -0.9% |
5 | Yahoo! | 3.5% | 3.4% | +0.1% |
6 | AOL Media Network | 3.0% | 3.2% | -0.2% |
7 | BBC | 2.3% | 2.3% | +0.1% |
8 | YouTube | 1.9% | 1.9% | -0.1% |
9 | Microsoft | 1.5% | 2.0% | -0.5% |
10 | Apple | 1.5% | 1.7% | -0.2% |
トップ10合計 | 45.1% | 41.6% | +3.5% |