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次世代iPhone、部品価格が大幅下落で製造コストを1/3程度削減可能に

米AT&T、iPhone向け低価格プランを検討=新規顧客開拓が狙い

 

次世代iPhone(名称未定)とiPhone OS 3.0の発表が迫りつつあるなか、AppleInsiderでは、Cote CollaborativeのアナリストであるMichael Cote氏の見積り(BusinessWeek)によると、iPhoneの構成部品で最も高価なタッチスクリーンの価格が、過去1年間で30%以上下落しており、全体の製造コストは、現行のiPhone 3Gと比較して3分の1程度削減可能になるようだと伝えています。

 

また、米国におけるiPhone独占販売サービスプロバイダであるAT&Tが、月々のサービスプランを10ドルから最大59ドル値下げする方向で検討しているようであり、内情に詳しい人物からの話として、現行の月々のサービスプランをそのまま値下げするか、または、低価格帯のプランを新たに導入するかで検討しているとされています。
そのなかには、5月末にはスタートするかもしれない月々20ドルという制限付きデータアクセスプランのほかに、今後、プリペイド式iPhoneや本体価格99ドルという低価格モデルなどが発売される可能性があるということです。

 

調査によれば、iPhone所有者の43%は年収が10万ドル以上の富裕層であり、低価格帯のプランや低価格モデル(本体)を導入することで、Research In MotionのBlackBerryやGoogle Android携帯、Palm Preなどといった競合がひしめくスマートフォン市場でのシェア拡大を狙っているようです。