6月期のiPod出荷台数、前年比で史上初の減少か
AppleInsiderでは、市場調査会社米NPDによると、4月のMacの出荷台数は前年同月比で1.8%減となったものの、Piper JaffrayのApple担当アナリストであるジーン・マンスター氏は、4月のMacの出荷予想を約10%減と予想していたことから、3月にデスクトップラインをアップデートしたことにより、ウォール街の見積りを上回るセールスを記録したと伝えています。
マンスター氏は、残りの2ヶ月を注意深く見守る必要があると述べ、6月期のMacの出荷台数を前年同期比で8〜16%減となる210〜230万台と予想しています。
一方、iPodの出荷台数は前年同月比で9%減となったものの、マンスター氏の6月期の出荷台数予想である950〜1,050万台のラインを上回っています。
昨年の6月期には、11,00万台のiPodが出荷されていたことから、マンスター氏の見積り通りに推移すれば、前年比ベースで初の減少(5%〜14%減)となるかもしれません。
また、店頭販売価格は、Macは前年とほぼ同じながら、iPodは、3月にリリースされた第3世代「iPod shuffle」の影響もあって平均価格がおよそ11%下落しています。