Appleは、iPhoneやiPodユーザに対して、イヤホンを通して静電気ショックを受ける可能性があると警告するサポートドキュメント(Apple Earbuds and static electricity)を公開しました。
これによると、音楽を聴いている際に、ごく微量の静電気ショックを感じる可能性があるとのことで、Apple製品に限らずどのようなハードウェアやイヤホンでも起こりうる現象であると指摘されています。
Appleでは、この現象は乾燥している環境や屋外で強風にさらされている状況で発生する可能性が高くなり、ポケットからの頻繁な出し入れやジョギングや運動などでデバイスが摩擦することでも帯電する可能性が高くなり、ナイロンのような化学繊維の服との相性も良く無いと言及しています。
このようなヘッドフォンで生じる静電気のリスクを抑える方法として、加湿器やエアコンの調整によって湿度を高めることや帯電防止スプレー、ハンドローションなどが効果的であり、屋外で使用する際にはケースやバッグ、ポケットなどに収納することで防止できるとアドバイスしています。