Apple News | Tsugawa.TV

Appleの新タブレットデバイス、台湾Wintekがディスプレイを供給か

AppleInsiderでは、Digitimesによると、現在iPhone向けにタッチスクリーンを供給している台湾のディスプレイメーカーWintekが、Appleにより開発中だと噂されているタブレットバイス向けにもパネルを提供するようだと伝えています。

 

これによると、台湾ノートPC関連のIC設計会社からの情報として、Wintek(勝華科学技術社)がAppleの電子ブックベース製品(タブレット/ネットブック)向けとなる、LCDパネルモジュールのサプライヤーに選ばれたということです。
さらにこの情報筋によれば、地元の集積回路設計会社は、2009年後半に新製品関連の高い需要が見込めることから、事業の先行きに対して楽観的な見方をしているとも言及されています。

 

Appleが開発中だとされる新型タブレットへのWintekによるパネル供給の情報は、今年3月第2週に、Commercial Timesによって先に報じられていました。また同時期に、ダウ・ジョーンズも別のソースからの情報として、Appleは9.7〜10インチのWintek製タッチパネルを搭載したネットブックを開発していると報じました。
さらにその後、ロイターも独自取材の情報として、Wintek製10インチサイズのタッチパネルを搭載したポータブルデバイスを、Appleが年内第3四半期に発表するようだと伝えていました。

 

Wintekをめぐっては、昨年12月に事前通告無しに、台湾工場の労働者600名以上を解雇したほか、賃下げやサービス残業などが強制されたとして、台湾の国際労働組合連盟(NFITU)などの団体が今週、Apple台北支社の前で抗議行動を起こし、違法な解雇の撤回や労働条件の改善を求めたとするニュースが配信されていました。