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やはり2010年前半にApple製タブレットが登場?=ネットブックに対する答えなのか

iPhoneプロジェクトの前からあったタブレットMac開発の噂

 

先週、市場投資会社Piper JaffrayのApple担当アナリストであるジーン・マンスター氏が、Appleは2010年前半に、7〜10インチサイズのタッチスクリーンを搭載した、500〜700ドルという低価格帯のタブレット型MID(Mobile Internet Device)製品を投入する可能性が高いと述べていました。
同氏によれば、特別にカスタマイズしたOSの開発には、まだあと1年程度はかかるだろうということでしたが、MacRumorsによると、Apple製タブレットの噂はここ数年ずっと噂になって来たもので、明確な根拠は無いとしながらも、Businessweekのピーター・バロウズ氏も、Appleの製品計画に詳しいとされる別の情報源によると、Appleはタブレットベースのデバイスを2010前半に投入するようだと指摘しているということです。

 

タブレットデバイスの噂は、ここ5〜6年間常に存在しており、2003年には、複数の信頼できる情報筋の話として、タブレットMacのリリースが間近に迫っているようだとする情報が飛び交いました。
おそらくは、そのような製品開発プロジェクトが実際に存在したのであり、当時「Safari Pad」とも表現されていたプロジェクトは、その後「iPhone」に路線が変更されたようだとするいくつかの情報もあります。
NYTは昨年、iPhoneに使われているiPhone OSは、もともと携帯電話向けのオペレーションではなく、ミニタブレット向けに開発が始められたものであると報じました。

 

ここ数ヶ月、ネットブックが市場での勢いを一気に拡大するなか、Apple幹部はネットブック市場への参入には否定的であり、新たな要素を見出せない限りそのような低価格帯製品を出すことは無いと述べていました。
一部で、ラップトップとiPhoneの中間に位置すると表現されるこのMID製品こそが、Appleのネットブックへの答えであり、iPhoneの前身とも指摘されるタブレットマシン・プロジェクトの再来になるのかもしれません。