ITmediaでは、海外の複数のセキュリティ会社が、AppleのメディアプレーヤーQuickTimeについて、DoS攻撃を受けたり、任意のコードが実行されるなどの深刻度の高い脆弱性を指摘し、セキュリティアドバイザリを相次いで公開したと伝えています。
未パッチの脆弱性を指摘したのは、デンマークSecuniaとフランスVUPENで、両社によれば、細工を施したPICT画像を開いたりや悪質なWebサイトにアクセスするだけで、悪質なプログラムを勝手にインストールされる恐れがあるようです。
現時点では、今回発見された脆弱性に適用可能なパッチは無く、QuickTime最新版v7.6までの全バージョンが影響を受けるとされています。