Apple News | Tsugawa.TV

次期MacBook Air、3Gワイヤレスモデム内蔵+低価格モデルを投入か

MacRumorsでは、SiliconRumorsが、情報筋によると、AppleがMacBook Airのアップデートを準備しており、ついに3Gチップを組み込むようだと述べたと伝えています。

 

これによると、高速ネットワークに対応した3Gモデム内蔵のMacBook Airは、1,300から1,500ドル程度の価格からラインアップが用意され、ストレージとしてSSD が標準になり、おそらくはGPS内蔵となるようだとしています。

 

Appleのこのようなアクションは、MacBookとの差別化を図る意図があるようで、さらには勢力を強める低価格な他社製ネットブックへの小さな反応のひとつかもしれません。

 

MacBook Airに3Gチップを組み込む噂は昨年からたびたび報じられていますが、Appleのスティーブ・ジョブズCEOは昨年、あるインタビューのなかで、Airへの3Gチップ内蔵を検討していると認めながらも、ある特定のデータ通信会社にサービスが限定されることを避けたいとも言及していました。

 

Appleは最近、Macハードウェア部門で、3GワイヤレスWAN(Wide Area Network)などの通信技術に精通したエンジニアを募集したり、次期Mac OS X 10.6 Snow Leopard のビルド版で、3GワイヤレスWANを含むWWANサービスを標準でサポートしていると指摘されるなど、3GハードウェアをMacに搭載する計画があるような兆候が現れていました。
ほかにも、米AT&Tは今年1月、同社のデータプランと同時加入でMac本体を割り引いて販売するインセンティブ販売で、Appleと協議しているとを認めており、高速3GワイヤレスWANがMacに組み込まれるのではないかと噂されました。

 

Appleは今日(2009年5月28日)、もっとも安いMacノートであるMacBook(ホワイト)密かにアップデートしましたが、WWDC 2009では、MacBook Airを含む新たな製品のラインアップ投入がアナウンスされるかもしれません。