製品名も「iPhone 3GS」に?「iPhone 3G」8GBモデルは価格を下げて販売継続か
Daring Fireballが、まもなくキックオフするWWDC 2009の直前予想を掲載しています。
■ 次世代iPhone
- より高速なプロセッサ
- 内部メモリ(RAM)を2倍に増強
- メモリ容量(ストレージ)を2倍に増量
- 価格構成は現状維持(米国で16GBモデルが199ドル/32GBモデルが299ドル)
- ビデオカメラ機能を搭載
- 新型のハードウェア・コードネームは「iPhone 3GS」
- 「iPhone 3GS」が製品名にそのまま使われるかは不明ながらも、おそらくはこれが「iPhone 3G」の次世代モデルの製品名になりそうだ
- 「iPhone 3GS」のSはSpeedの頭文字なのかもしれない
- バッテリ寿命が15〜20%アップする
- スクリーンやケースなどのサイズや形状は現状維持
- 外観デザインは刷新される
- 低価格モデルが新たに投入される(米国では本体価格が99ドル)
- 低価格帯モデルは、(a)iPodに対するiPod miniのようなまったく新しいデバイスが用意されるか、(b)現状の「iPhone 3G」8GBモデルが価格だけ変更して提供されるかのどちらか
- 上記(b)の場合、低価格モデルはApple Storeなどの限定ルートでのみ期間限定で販売され、在庫切れと共に販売終了となりそうだ
- 今後、iPhone mini (nano/junior) などといった小型かつ薄型で、カラバリが豊富ながらも、機能が抑えられロースペック・低価格の新シリーズが、主に新興国向けに投入されそうだ
- キャリア(国)によって状況は異なるが、テザリング機能が提供され、おそらく別途データ料金が課せられる
■ Snow Leopard
- 販売価格は、Mac OS X 10.2(Jaguar)以降のように「129ドル」と設定される可能性のほかに、今回のアップデートは新機能の搭載にフォーカスしていないことから、「59ドル」や「19ドル」のような低価格での提供もありそうだ(しかし無料アップデートはあり得ない)
- 8月末くらいまでにリリースされるようであれば、「Marble」と呼ばれる新しいインターフェース・デザインが組み込まれることは無さそうだ
- 上記の理由として、デベロッパがソフトウェアを新旧UIに最適化するための時間的余裕がないため
- ユーザインターフェース「Marble」は、Mac OS X 10.7で実装される
■ タブレット
- 噂されているタブレットデバイスは実在するが、WWDCでは発表されないだろう
【Tsugawa.Tv’s Vision】
ソフトバンクが、「iPhone for everybodyキャンペーン」の受付期間を9月30日まで延長すると発表し、また、次世代iPhone(iPhone 3GS)に同キャンペーンがそのままスライドして適用されることは無さそうなことから、日本でも現行の「iPhone 3G」がそのまま継続して(しばらくの間)販売されると予想されます。