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ウェブブラウザ「Safari 4」DL数、最初の3日間で1,100万件突破

Win版が総DLの半数以上、「Safariユーザは速いのが好き」- フィリップ・シラー

 

Appleは6月12日、世界最速かつ最も革新的なウェブブラウザ「Safari 4」のダウンロード数が、リリース後わずか3日でトータル1,100万件を突破したと発表しました。

 

オープンソースのブラウザエンジンであるWebKitがベースとなる新しい「Safari 4」は、JavaScriptを「Safari 3」の最大4.5倍、「IE 8」の約8倍、「Firefox 3」の4倍以上の速く実行できるNitroエンジンを搭載し、「IE 8」の3倍以上、「Firefox 3」の3倍のスピードでHTMLウェブページを読み込むことができます。
また、Top Sites、Full History Search、Cover Flowといった革新的な機能を備えるほか、HTML 5や先進的なCSS Effectsといった最新Web標準に対応しています。

 

なお、ダウンロード総数の半数以上にあたる600万件以上がWindows版であり、MacとWindowsの両プラットフォームで大きな支持を得ていることが明らかにされています。
Appleのフィリップ・シラー上級副社長は、

Safariユーザは、スピーディなレンダリングと、Top Sites、Full History Search、Cover Flowなどの革新的な機能を好んでおり、「Safari 4」は信じられないくらいの成功を収めている

と述べています。

 

今週正式版となって公開された「Safari 4」は、9月にリリース予定の「Mac OS X Snow Leopard」の下では64ビットアプリケーションとして動作し、JavaScriptエンジンのNitroのパフォーマンスは最大50%も向上するとされています 。

 

また、「Safari 4」では、50件を超える脆弱性への対応も施されており、攻撃者からリモートで任意のコードを実行される危険度の高いセキュリティ問題も修正されています。

システム要件は、Mac OS 10.5.7 または 10.4.11で、Windows版はXPとVistaに対応します。