民事再生を申し立てたMacクローンメーカーに厳しい姿勢
AppleInsiderでは、IntelベースのOpenComputerにAppleの許可無く「Mac OS X」を無許可でプリインストールして販売していたPsystarが、先月自己破産申請した件について、Appleは今週、Psystarの破産はAppleからの著作権に関する告訴をかわすための防衛策であり、猶予を与えることで非合法な販売継続を認めることになるとして、フロリダ州南部地区の連邦破産裁判所に提訴したと伝えています。
Appleは、UNIXの著作権を巡り争っていたThe SCO GroupとNovellの訴訟について言及し、PsystarがSCOのように、破産法保護のもとに倒産を隠れ蓑にして、同じような非合法ビジネスを継続する可能性があると申し立てています。
PsystarはAppleの申し立てに対して反応を示していませんが、25万9,000ドルとされる負債額うち、75,000ドルの訴訟繋属がAppleに割り当てられているため、Appleの申し立てを無視できない状況にあるようです。