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AppleとAT&T、iPhone OS 3.0リリースに向け最終段階=iPhone 3G S向けFWは既にサーバ上に

iPhone OS 3.0/iPhone 3G Sリリースに向けいよいよ大詰め

 

MacRumorsによると、Appleと米国のiPhone独占販売キャリアAT&Tは、次期iPhone OS「iPhone OS 3.0」正式リリースに向けて最終段階の準備を進めており、フォーラムに寄せられた情報によれば、すでにAppleのサーバ上には、「iPhone 3G S (iPhone2,1) 」向けファームウェア(OS 3.0)が用意されていると伝えています。
これによると、Appleのサーバ上に登場したのは、今週19日に米国で発売開始される新型「iPhone 3G S」向けファームウェアであり、旧モデル(初代およびiPhone 3G)向けではないそうです。

 

また、AT&Tは、「iPhone 3G S」のFAQ (PDF)を掲載し、しばらくサポートされないMMSとテザリングについてのコメントを掲載しています。
AT&Tによれば、MMSは、追加料金無しに今夏終わり頃に提供され、テザリング機能については、提供開始時期と金額には触れず、将来的に「iPhone 3G S」および「iPhone 3G」向けに提供する予定だとしています。
日本のソフトバンクは、MMSのサポートは表明していますが、テザリング機能についてはサービスの提供を予定していません(時期なども一切不明)。

 

Appleはすでに、MobileMeで提供される紛失したiPhoneを見つけられる「Find My iPhone」機能や、サードパーティアプリ向けにバックグラウンドで情報を受け取れるプッシュ型通知サービス(Push Notification Services)などの提供を開始しており、「iPhone OS 3.0」正式リリースに向けて着々と環境の準備が進められているようです。

 

ほかに、iPhone OS 3.0 beta 5で確認された「iPhoneアプリ再ダウンロード」(既に購入しているアプリを再ダウンロードする際、iPhoneからはダウンロードできず、Mac/PCからダウンロードしなければならないという)表示は、結局バグだったようです。
また、YouTube上に、「iPhone OS 3.0」(ファイナルビルド版)の新機能を紹介するビデオがいくつか投稿されています。


iPhone OS 3.0ファイナル版(build 7A341)レビュー

iPhone OS 3.0 Gold master(GM)レビュー