市場は過小評価も売上増は確実=6月のMac出荷台数は前年比5%増を予想
Appleは先週、WWDC 09において、MacBookファリミーのアップデートを発表し、各モデルの低価格化をアナウンスしましたが、AppleInsiderでは、市場投資会社Piper JaffrayのApple担当アナリストであるジーン・マンスター氏によると、ウォール街はMac値下げによる売上への影響を過小評価しており、必ずしも出荷台数増につながるとはみていないようだと伝えています。
市場調査会社NPDは5月のMacの出荷台数をまだ発表していませんが、マンスター氏は、前年同月比で2〜5%程度落ち込むだろうと予想しています。
しかしながら同氏によると、仮に5月の出荷台数が前年同月比で最大28%減だったとしても、4〜6月期のMac出荷台数は、前年同期比で10%減程度に収まるだろうと予想しています。
マンスター氏は、新型MacBookファミリーの市場投入によって、6月のMac販売台数が、前年同期比で5%増となると見込んでおり、4月のMac出荷台数の減少幅が小さかったことなどを受けて、仮に5月が大きく落ち込んだとしても、3ヶ月ベースでみたときには、それほど大きな下落にはつながらないだろうと分析しています。
一方、5月のiPod出荷台数は前年同月比で5〜10%減が予想されており、当期は前年比ベースで初の減少(7%減)が見込まれています。