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「iPhone 3G S」レビュー=Safariページ表示速度とパッケージの違い

ついに欧米で正式リリース=「iPhone 3G S」と「3G」の違いは?

 

一昨日、メディア向けに先行配布された「iPhone 3G S」の専門家によるレビューを投稿しましたが、19日には「iPhone 3G S」が世界中で発売開始となり、多くの一般ユーザや情報サイトによるファーストインプレッションが届き始めました。
もっとも今日リリースされたのは数カ国だけで、日本では1週間後(日付変わってあと6日後)の発売となります。

 

 

MacRumorsより

 

「iPhone 3G S」と「iPhone 3G」のデバイス自体の筐体デザインや大きさは全く同じですが、パッケージには若干の違いがあったようです。


「iPhone 3G S」(左) と「iPhone 3G」(右) のパッケージの違い

先行予約が可能になったこともあり、「iPhone 3G S」を買い求めて並ぶ列は例年ほど伸びませんでしたが、週末に掛けての早期出荷台数は、昨年の「iPhone 3G」を上回るかもしれないということです。昨年は、発売直後の週末だけで100万台以上を売り上げました。.

 

「iPhone 3G S」と「iPhone 3G」のケース(筐体)は同じでも、中身はまったく異なっており、一番の違いは、やはりそのスピードのようです。


「iPhone 3G S」(左) と「iPhone 3G」(右) のSafari Webレンダリング速度の違い

プロセッサとRAMが大幅に強化されたことで、「iPhone 3G S」の起動やアプリケーションの実行速度は全体的にかなり速くなっています。
モバイル版「Safari」については、「iPhone OS 3.0」によって、WebKitやJavaScriptエンジンがバージョンアップしており、現行「iPhone 3G」でも若干表示速度がアップしていますが、「iPhone 3G S」はさらに高速です。
「iPhone 3G S」の「S」はスピードの「S」であり、強化されたCPUとRAM、より大容量のFlashメモリ、そして新しいOSの実装により、従来モデルより総じて2倍高速になったとされています。
しかしながら、「iPhone 3G」のOSを「iPhone OS 3.0」にアップデートするだけでも、カメラの起動やWebページ表示、メール送受信、文字打ち、検索機能などのスピードがアップしており、必ずしもハードウェアのアップデートのみによる高速化という訳でも無さそうです。