Appleは先週末、デベロッパ向けに「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」の最新ビルド版(Build 10A421)を公開しました。
ファイルサイズは741.7MB。前ビルド版(10A411)は、ちょうど10日前にシードされていました。
今回配布されたデベロッパプレビュー版は、2009年9月の正式リリースへ向け、Macの安定性、互換性、およびセキュリティを向上させるオペレーティングシステムの全般的な修正が含まれています。
Build 10A411 からの大きな変更点は確認されていませんが、QuickTime Xのアイコンが刷新され、新しいデスクトップピクチャが追加されています。
「Snow Leopard Build 10A421a」新しいQuickTime X のアイコンと壁紙の追加
Mac OS Xの1,000以上のプロジェクトの90%に改良が加えられる「Snow Leopard」では、主要システムアプリケーションの64ビット対応や、Grand Central Dispatch(GCD)とOpenCLの搭載などにより、オペレーティングシステムがさらに強化され、パフォーマンスと安全性が大幅に向上するとされています。
「Snow Leopard」は、2009年9月のリリース後に販売されるMacに標準装備されるほか、2009年6月8日以降に対象のMacを購入したユーザは、わずか980円でアップグレードできます。