Appleが「Mac OS X 10.5.8」最新プレリリース版をシード
AppleはLeopard開発者向けに、Mac OS X 10.5(Leopard)の最新デベロッパビルド版である「Mac OS X 10.5.8 build 9L30」を配布しました。
「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」のリリースを9月に控え、「Mac OS X 10.5.8」は「Mac OS X 10.5 Leopard」のファイナルマイナーアップデートとみられます。
前ビルド版(build 9L29)は5日前にシードされていました。
[更新記事]Apple、「Mac OS X 10.5.8」「Tiger Security Update 2009-003」「Safari 4.0.2」公開(2009-08-06)
「Mac OS X 10.5.8 build 9L30」では、既知の問題は特にリストされておらず、特定の外部モニタでスリープモードから起動する際の不具合のみが修正されています。
配布する間隔が短くなり、修正や変更点が減少したことからみて、まもなく同OSファイナルマイナーアップデート正式版が公開されるようです。
一方でAppleは、AutomatorやiCalなどの複数アプリケーションおよびカーネルやセキュリティなどのキーコンポーネントに関するフィードバックを求めています。
「Mac OS X 10.5.8」では、Bluetooth、AirMac、Automator、Safari、グラフィックスドライバ、iDisk/ファイル同期、Spotlight、Syncサービス、マスストレージ・デバイスなどといった、ネットワークと同期機能を中心に、多数の不具合が修正される見込みです。