複数のタブレットMacやサブノートマシンを開発か
米投資銀行Kaufman Bros. のアナリストShaw Wu氏によると、Appleは過去2年間に渡って、4〜12(4/7/9/10/12)インチサイズのスクリーンを大量に購入しており、なかには、単にサンプルとしてではなく、ある程度の本番運用レベルのボリュームで購入されているものが含まれるということです。
このレポートによれば、Appleは今後、1種類だけでなく、複数種類または複数サイズの新デバイスを市場投入する可能性が高いと指摘されています。
これらのスクリーンは、タブレットやサブノート(ネットブック)などといったMID分野で使用されると推測され、市場投入時期を推測するのは難しいとしながらも、2010年に発表される可能性が高いと言及されています。
新タブレット機器は、iPod touchを大きくしたような、Newton MessagePadの進化版になるとされ、3Gモデムが搭載されたワイヤレスコンピュータになるとされています。
しかし一方で、最近出回っているいくつかの噂では、10インチ(9.7インチ)サイズのディスプレイを搭載したタブレット型機器は、早ければ来月(2009年9月)にも登場するとだろうと指摘されています。
ほかにもKaufman Bros.によれば、中国でのiPhone投入を巡って、同国第2位の携帯電話通信キャリアであるチャイナユニコム(中国聯通)と交渉が続けられており、おそらく2010年2月までには正式契約にいたるだろうということです。
また、中国向けのiPhoneモデルは、現在ベータテスト中であるとみられています。
中国では、iPhoneはすでに、電波法管轄機関(SRRC)から5年間の認可を取得済みであり、Wi-Fi機能をサポートしない、900MHz/1700MHz/1900MHz帯域で動作するGSM/WCDMAモデルとなると見られています。