長らく噂になっていたAndroidベースの「デルフォン」ついに現実に?
TechCrunchでは情報筋の話として、Dell
ハードウェアやOSなどの詳細をはじめ、情報の正確性さえもあやふやであるとしていますが、Dellは今後数ヶ月内に、中国市場に携帯電話(スマートフォン)を投入するようであり、キャリアパートナーとしてチャイナ・モバイルかチャイナ・ユニコムが選ばれるようです。
■ タブレットも開発か
また、携帯電話に搭載されるオペレーティング・システムについては、おそらくGoogleのAndroidプラットフォームになりそうであり、さらに、Dellは携帯電話だけではなく、Appleが準備中だとされるようなタブレットデバイスについても、今後数ヶ月以内の出荷を目指してAndroidベースで開発中だとされています。
ただ、携帯向けのOSに関しては、「デルフォン」専用のOSを現地ソフトウェアメーカーRed Officeと共同で開発しているとも噂されています。
また、ハードウェアに関しては、Appleの「iPhone」のようなタッチスクリーンを搭載し、キーボードは搭載されないようです。
Dellは今年2月にもスマートフォンを発表すると噂されましたが、試作機の動作があまりにもひどく、もっといえば鈍過ぎて、3月の段階で、携帯キャリア側からダメ出しを食らったと報道されていました。
噂されるスマートフォンやタブレットデバイスが、パソコン市場で苦戦が続くDellの救世主となるのか、それともモバイル分野でもこけてしまい、このまま買収されてしまうような状況に陥ってしまうのか。すべては今後半年から1年以内に答えが出てきそうに思えてなりません。
しかし、一部アナリストは、Googleプラットフォームのモバイル戦略は、Dellの業績を助けるほどのパワーを持つかどうか不透明だと指摘しています。