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ドコモ版「iPhone」の可能性は五分五分?「ドコモは諦めていない」

課題あるが、交渉が進行中のドコモ版「iPhone」

 

Tsugawa.Tvでも以前からたびたびその可能性に(期待を込めつつ)触れてきましたが、ケータイWatchでは、ここに来てAppleのiPhoneを「NTTドコモが扱うのではないか」といった声を耳にする機会が増えてきたとしており、Appleとドコモはおそらく断続的に交渉を進めているようで、可能性は五分五分ながら、いくつかの課題をクリアできれば、来年の春頃にはドコモ版「iPhone」が登場するかもしれないと伝えています。

 

今年6月に開催されたWWDC 2009を前に、新しいiPhoneはソフトバンクモバイル以外のキャリアからも出るようだとする多くの噂が駆け巡りました。
結局、新モデルの「iPhone 3GS」は、これまで通りソフトバンクの独占販売が継続されていますが、NTTドコモの山田隆持社長は、2009年度(2010年3月期)の第1四半期決算発表の席で、スマートフォンの市場規模が拡大するなか、「NDA契約があり、話すことができないが、iPhone導入を諦めたわけではない」と述べていました。
一方のソフトバンク孫正義社長は、決算発表の席で「iPhone 3GS」について、「今までiPhoneなしによく生きてきたな」と、自身も手放せなくなるほどすっかり酔いしれている状態だとコメントしました。

 

Appleのスティーブ・ジョブズCEOと孫正義社長は、個人的に深い親交があり、ジョブズ氏がプライベートで日本に来た際にも、極秘裏に会談を持ったとされています。
Tsugawa.Tvでは、2007年の段階で日本では間違いなくソフトバンクから発売されるという記事を掲載しました。
また、初代iPhoneが発表されたMacworld Expo 2007の会場には、孫正義社長の姿が目撃されており、ジョブズ氏と孫氏の関係は、我々の想像以上に強固なものなのかもしれません。
AppleがiPhone独占キャリアに国内第3位のソフトバンクモバイルを選択した時には、それまでにAppleが第3位の携帯電話会社と契約を結んだことが無かったことから、世界中のメディアで驚きを持って報じられました。

 

しかし、国内での端末の販売台数が予想を大きく下回っていたことから、昨年の秋頃から、ドコモからも発売されるようだと多くのメディアが報じるようになっていました。

 

最近では、英国でも、同国のiPhone独占キャリアであるO2 UKが、iPhoneの独占販売権を失うようだとされています。