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Apple、「Safari 4.0.3」リリース=6件の深刻な脆弱性に対処

「HTML 5 ビデオタグ」の不具合や危険度の高い脆弱性への対処など

 

Appleは2009年8月11日(米国時間)、MacおよびWindowsプラットフォーム向けに「Safari 4.0.3」をリリースしました。

 

この最新アップデート「Safari 4.0.3」は、Mac OS X のアップルメニューからソフトウェア・アップデート経由でインストール可能なほか、こちらのリンク先から単体インストーラをダウンロードして直接インストールすることもできます。ファイルサイズは40MB(Leopard)/26MB(Tiger)/27MB(Windows)。

 

「Safari 4.0.3」では、安定性、互換性、セキュリティが改善されるほか、「HTML 5 ビデオタグ」を使用するWebページの安定性や、一部ユーザが「iWork.com」にログインできなかった問題、一部でWebコンテンツがカラーではなくグレースケールで表示される問題などが解決されます。

 

また、セキュリティ問題として、Windowsプラットフォーム向けに、任意のコードが実行される可能性があった「CoreGraphics」と「ImageIO」への対処が施されたほか、Mac/Windowsプラットフォーム向けに、任意のWebサイトがTop Sitesに自動的に表示されてしまいフィッシング攻撃にあう可能性があった問題や、WebKitに関連して任意のコードが実行される可能性や個人情報が漏洩する可能性があった深刻な脆弱性など合計6件のセキュリティ問題に対処しています。

 

「Safari 4」のシステム条件は、Mac OS X 10.5.8 または10.5.7、Mac OS X 10.4.11 (security update 2009-003搭載) 、およびWindows Vista/XP。

 

Appleでは、深刻な脆弱性へのパッチを含む最新版(v4.0.3)へのアップデートを呼びかけています。