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「Snow Leopard」、インストール方法が大きく進化=便利さと効率性を実現
2009-08-13 | OS || コメント »
ゴールデンマスターに達したとされる「Snow Leopard」の新たな情報
「Mac OS X Snow Leopard Build 10A432」が、ゴールデンマスター(GM)に達して、すでに量産行程に入ったとされるなか、Apple CareやApple技術者の手元に、最終的な製品バージョンに達したファイナルビルドが届き始めたようです。
AppleInsiderが入手した情報によると、次期メジャーOS「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」では、「Mac OS X Leopard」と比べて、インストール方法に多くの変更点が生じるということです。
主な変更点は以下の通り。
- 「Rosetta」と「Quicktime 7」は、Mac OS X 10.6 のインストールDVDに含まれるものの、デフォルトではオプションでのインストール対象となる。しかし、インストールされたMac OS X 10.6 に「Quicktime 7 Pro」の登録キーが含まれていれば、「Quicktime 7」は自動的にインストールされる。
- 「消去してからインストール」と「アーカイブしてからインストール」のオプションは、Mac OS X 10.6 のインストーラーには存在しない。誤ってMac OS X 10.5 Leopardのパーティションを消去してインストールするのを防ぐためだとされる。しかしながら、Diskユーティリティでは、「消去してからインストール」が可能で、パーティション分割されている場合、パーティション上のみ消去してインストールができる。
- Mac OS X 10.6 の再インストールは、自動的にアーカイブしてからインストールされる。
- Mac OS X 10.6 の再インストールは、Mac OS X のバージョンナンバーに影響を与えない。例えば、「Mac OS X 10.6.1」に「Mac OS X 10.6」を再インストールした場合、「Mac OS X 10.6.1」で提供された新しいコンポーネントは上書きされない。再インストールが完了した時には、「Mac OS X 10.6」ではなく「Mac OS X 10.6.1」で動作可能となる。
- 再インストール後、ルートに「Previous Systems」という名前のフォルダは存在しない。
- インストール中に停電が起こると、中断された箇所からインストール作業が再開される。
- ソフトウェアの互換性チェックが含まれ、問題のあるアプリケーションは使用不可にされて「非互換ソフトウェア」フォルダに移動される。これにより、ブルースクリーンエラーが回避される。
- ハードディスクのS.M.A.R.T. エラーが検出された場合、Mac OS X 10.5 までとは異なり、Mac OS X 10.6 Snow Leopard をインストールすることはできない。
- インストールは、初めにインストールDVDからプライマリハードドライブに大量のデータがコピーされ、その後で、ハードドライブから実質的なインストールが実行・管理される。これによりプロセスがシンプルになり、従来よりも作業が最大45パーセントも高速化される。
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