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18日にApple取締役会開催へ、シュミット氏の後任選び

ティム・クックCOOが最有力候補?

 

WSJによると、エリック・シュミット氏のApple取締役辞任に伴い、その空席を誰が埋めるか話し合うため、Appleの取締役会が来週8月18日に開かれるようです。

 

Googleのエリック・シュミットCEOは今月3日、Googleの携帯(Android)およびコンピュータ部門(Chrome)でのOSや、各種インターネットサービスなど、多くの市場でAppleと競合関係にあるとして、およそ3年間に渡り務めてきたAppleの取締役を辞任していました。

 

Appleの取締役会議は、通常年4回開かれており、現在のメンバーは、スティーブ・ジョブズCEOのほか、Intuit社ビル・キャンベル会長、アル・ゴア元副大統領、Avon社アンドレア・ジュングCEO、元クライスラーCFOジェロム・ヨーク氏、ジェネンテック社アーサー・レヴィンソン会長、J.クルー社ミラード・ ドレクスラーCEOというメンバー構成になっています。
Appleの内規では、取締役員は5〜9人とすると記載されており、実情的には、7〜8名で構成されてきました。

 

投資家やコーポレートガバナンス専門家からの厳しい視線を受けるなか、どのような人選が行われるか注目されますが、一部では、ジョブズ氏不在のなか、Appleの舵取りを無難にこなしてきたティム・クックCOOが有力な候補に挙がっているとされています。
同氏は、ポスト・ジョブズの最終力候補としても名が挙がっており、多くの投資家やアナリストから、ジョブズ氏引退後、次のAppleのCEOになると見られています。