影の薄くなったWindows Mobileプラットフォーム=最大の敗者
英Canalysによる最新の市場調査によると、2009年第2四半期の世界スマートフォン市場において、Appleのスマートフォン「iPhone」は13.7%のシェアを獲得し、Microsoft Windows Mobileベースの全携帯デバイスのシェア9%を4.7ポイントも上回ったことが明らかになりました。
第2四半期の販売台数には、最新モデルである「iPhone 3GS」の出荷台数があまり含まれていないなかで、Canalysのシニアアナリストであるピート・カニンハム氏は、Appleはスマートフォンという分野に革命を起こし、実績のあるライバルを一気に飛び越えたと評価しています。
エリア別でみると、北米エリアにおけるスマートフォン市場では、「iPhone」のシェアは23%で、最大のライバルであるRIM(Research In Motion)のシェアは52%でした。
また、欧州、中東、アフリカエリアでは、Nokiaが64%と大きくシェアを保持したのに対して、Appleは13.6%で2位となり、RIMが10.3%で続きました。
全世界規模でみると、Nokiaは44.3%のシェアを獲得しトップを維持しましたが、NokiaのSymbianプラットフォームは、2006年にはシェア72%を超えていたのに対し、2009年Q2には50.3%にまで縮小しています(上図参照)。
Nokiaは、20.9%のシェアを得た「BlackBerry」メーカーであるRIMに、ビジネスユーザを奪われる格好となっており、最近になって、Microsoftとの提携を発表し、Office MobileをSymbian対応にすることで、法人企業分野での巻き返しを目論んでいます。
Canalysによると、スマートフォン市場において、「iPhone」にみられるタッチスクリーン仕様が40%近いシェアを得てもっとも人気があり、キーパッドを備えるPalm TreoやBlackBerryなどのシェア12.3%や、HTCなどが提供するキーボードを備えたデバイスの10.7%を大きく引き離しているということです。
[via AppleInsider]
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