2009Q4「Snow Leopard」だけで1億1,000万ドルの売上と6,600万ドルの純利益
市場投資会社Piper JaffrayのApple担当シニアアナリストであるジーン・マンスター氏の投資家向けの分析によれば、8月28日に発売が決定した「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」について、Appleは今四半期(7〜9月)中に500万本を出荷するだろうと予想されています。
2007年10月末に発売された「Mac OS X Leopard」は、発売後最初の週末だけで200万本以上を売り上げました。
マンスター氏によれば、「Snow Leopard」の発売価格は、Up-to-Dateプログラム(9.95ドル)やLeopardからのアップグレード版(29ドル)を考慮した場合、平均価格が22ドルとなり、500万本出荷と仮定した場合、今四半期中におよそ1億1,000万ドルの売上が見込まれ、利益率を60%と見積もった場合、6,600万ドルの純利益が得られるだろうとする一方で、市場ではこれらの数値はすでに織り込み済みであり、1株当り利益を0.05ドル押し上げるにとどまるだろうと分析されています。
また、「Snow Leopard」は新機能の搭載にはフォーカスしていないとされるなか、29ドルという低価格で、Microsoft Exchangeのネイティブサポートを含む最新テクノロジが提供され、Microsoftの新OS「Windows 7」の出荷台数減につながるだろうとみられています。
「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」は、
また、Tigerユーザには、「Snow Leopard」のほか、「iLife 09」、「iWork 09」がセットになったお得な「Mac Box Set」が18,800円で用意されています(同ファミリーパックは24,800円)。