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オンキヨー、デジタルメディアトランスポート「ND-S1」発売日を9月19日に決定=価格は2万円前後

iPod/PCの音源をデジタル伝送する世界初のシステムを開発

 

オンキヨーは2009年8月24日、先月31日に発表していたiPodやPCからデジタル伝送が可能なデジタルインターフェース「ND-S1」の発売日を9月19日に決定したと発表[PDF]しました。価格はオープンですが、実売価格は2万円前後の見込みです(最新情報はe-onkyo参照)。

 

また、「ND-S1」との組み合わせを想定したCD/FMチューナーアンプシステム「X-S1(B)」が併せて発表され、両モデルにより構成されるフルデジタルの新システムコンポは「NRX」と呼ばれることになります。
「X-S1(B)」は「ND-S1」と共に9月19日に同時発売となり、実売価格は5万円前後の見込みです。

 

 

■ iPodとPCにデジタルでつながる世界初のコンポ

 

これまでの一般的なiPodドックはアナログ伝送方式で、iPodの音楽クオリティを最大限に引き出すには課題があったなか、デジタル伝送対応のシステムコンポ「NRX」では、フラッグシップアンプで開発された最先端のデジタルアンプ技術「VL Digital」や、振動板から自社開発する先進のスピーカー技術など、同社がこれまでに培ってきたテクノロジが凝縮されており、ひずみの少ないピュアな音楽再生を実現しています。

 

単品アンプと同じ設計手法「ディスクリート構成アンプ」を採用した「X-S1(B)」の主な仕様として、実用最大出力は20W×2(6Ω)、定格出力は12W×2(6Ω)、スピーカーは8cm A-OMFモノコックコーン(ウーファー)と2cmバランスドーム(ツィーター)などとなっており、インターフェースとして、入力端子は、デジタル×2、アナログ×2、ステレオミニ×1、出力端子は、アナログ×1、サブウーファープリ×1を備えています。
WMA、MP3ファイルで記録されたCD-R/RWの再生にも対応するほか、FMチューナや、デジタルアンプテクノロジー「VL Digital」回路を搭載しています。
サイズは、本体部がW205×H88×D320 mmで、スピーカー部がW116×H195×D186 mm、重量は、本体部が4.2kg、スピーカー部が1.8kg(1台)となっています。リモコンとスピーカーケーブル×2、コルクスペーサー×8が付属。

 

ND-S1」の仕様などは過去記事「オンキヨー、デジタルメディアトランスポート「ND-S1」発表=世界初、iPod&PCのデジタル伝送に成功」を参照ください。