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Appleスティーブ・ジョブズCEO、復帰後はタブレットデバイスの開発に専念

Appleタブレット

MacRumorsでは、WSJ(電子版)によると、6月下旬に長期療養から復帰したAppleのスティーブ・ジョブズCEOは、同社が開発中と噂されているタブレットコンピュータの開発に、ほぼすべての時間と労力を注いでいるようだと伝えています。

 

記事によると、ジョブズ氏不在時には、従業員はある程度の自由があったものの、同氏の復帰後は、特に製品の広告・マーケティング戦略に関して、厳しい監視下に置かれているということです。
WSJの情報筋は、タブレットデバイスの詳細や発売日に関してはコメントを控えています。

 

ジョブズ氏が、タブレットの開発に勤しんでいる現状は、2007年に発表されたiPhoneの時によく似ていると指摘される一方で、数年前から存在するこのタブレットプロジェクトでは、彼が設定した基準は極めて高く、これまでに2度もプロジェクトが中断したことがあるとされています。
Appleはすでに、2000年にはタブレットに関する特許を出願していましたが、2度に渡るプロジェクトの中止は、バッテリ寿命の問題とメモリ不足の関係によるものだということです。

 

これまでの情報では、価格はiPhone/iPod touchとMacBookの間に設定され、年内後半から2010年前半の市場投入が予想されています。
また、搭載されるオペレーティング・システムについては、完全な「Mac OS X」が実装されるのか、それとも「iPhone OS」が移植されるのかは不明だということです。